取引履歴開示請求書
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時効が完成しているか不明な場合
時効が完成しているのか否かが不明で、きちんと確認をしたいという場合、貸金業登録を受けている業者へ取引履歴の開示請求書面を送付することで、債権の詳細を送付してもらいます。
以下は、その送付する取引履歴開示請求書の文例です。
なお、特に請求も受けていない状態で開示請求書面を送付すると、もしも時効で無かった場合、埋もれていた債権を掘り起こしてしまうことになり、かえって訴訟提起などの法的手続きを取られるおそれもありますので、使用する場合は慎重にご判断ください。
取引履歴開示請求書 サンプル
特に内容証明郵便で無くとも構いませんが、書面を送付した事実が確認できるよう、書留郵便などを利用されることをお勧めします。
取引履歴開示請求書
東京都●●区●●町●‐●‐● 令和●年●月●日 山田 太郎 (印)
拝啓
早速ですが、以下の通り、ご通知いたします。
私は現在、貴社から、債務の返済を請求されております。
なお、取引の明細とは、新規契約日から各回の取引における、借入額・返済日・返済額・適用年率・利息充当額・元金充当額・残高、すべてをさします。
ご存知のとおり,平成17年7月19日に最高裁判所により,「貸金業者には取引履歴を開示すべき義務があり,開示を拒否する行為は不幸行為を 構成する」との判断がなされておりますので、もしも開示に応じて頂けない場合には、監督庁に対して行政処分を求める申告書を提出する事になり、かつ、不法行為に対する損害賠償の請求をすることも検討せざるを得ませんので。何卒、ご協力いただけるようお願い申し上げます。
本通知は、時効中断事由としての債務承認をするものではありませんので、念のため申し添えます。 敬具 記 氏名 : 山田 太郎氏名カナ: ヤマダ タロウ 自宅住所: ●●県●●市●●町●‐●‐● 生年月日: 昭和●●年●●月●●日 以上 |
貸金業者への取引履歴開示請求書の作成・送付の代行を希望される場合、費用は一律金18,502円(消費税・郵便代実費込)で対応いたします。